秋葉原で2021年末、寒風吹きすさぶなかで保護された黒白長毛ミックスのアトムちゃんと、区界で保護された茶白のアサヒちゃんと白猫ブルーアイのコットンちゃんが先日、終生の家族に迎えていただきました。
獣医さんのご紹介で動物関係のお仕事の方が家族になります。保護猫ホーム神田神保町に何度か面会に来てくださって、アトムちゃんとアサヒちゃん、コットンちゃんが仲良く過ごしている様子を見て、一緒に迎えてくださることになりました。
3頭のうちの1頭、アトムちゃんが秋葉原駅の改札の真ん前、高架下で保護された時は推定3歳。
動物病院で緊張いっぱいに固まって本気パンチが出ていました。「この子、譲渡できますかね…」
保護猫の譲渡に熱意のある看護師長さんでさえ、心配になる状態でした。
保護直後のアトムちゃん。外で生きてきた雰囲気が伝わってくる表情。
被毛は汚れてペタッとしていて、その後、長毛風になるとは思いませんでした。
同時期に高架下で保護された生後8カ月の子猫2頭と生後4カ月の子猫4頭、二世代の父猫とみられることが関係者からの情報でもほぼ確認できました。
しかし、去勢手術を行い耳先にパンチを入れてリリースすれば、食べ物を与える人たちはたくさんいますが、車に轢かれるのは時間の問題の地域。保護猫ホームでゆっくり過ごしてもらうことになったのでした。
猫って、みんなイエネコですね。
初めはシャイで人と距離がありますが、時間をかければ、家族の一員になります。
その後に保護猫ホーム神田神保町に入所したアサヒちゃん、コットンちゃんも初めはシャイでしたが、3猫さんで仲良く過ごすように。
おたがいに毛づくろいする姿もほほえましく、子どもたちに遊んでもらったり、訪問者にも人気者で、「保護猫ホームのマスコットですか?」と聞かれたこともあります。
ずいぶん長期滞在となってしまいましたが、待った甲斐のあるご縁。3猫さん一緒に広いお部屋で幸せに暮らしてね!!