千代田区では不妊去勢手術の徹底で、外で子猫が生まれることはほとんどありません。しかし、近年、都心の大規模再開発が進み、猫が生きられる場所は失われています。地域でお世話を受けてきた猫たちも高齢化。こうしたことから、成猫もできるだけ保護し、譲渡する方向へと動きはじめました。保護猫たちが新しい家族と出会うまで過ごす場所が必要となり、ちよだニャンとなる会では、千代田区内に2つの施設を開設。高齢や傷病により譲渡が難しい猫が余生を過ごす【老猫ホーム】の役割も担っています。
「保護猫は良き家族のパートナー」をコンセプトに、多くの方に保護猫たちとふれあい、理解を深めていただく場として2021年1月にオープンしました。長く外で暮らしてきた猫、飼い主さんが手放した猫など、さまざまな事情を抱えた保護猫たちがここで暮らしています。保護猫を迎えたいと考えている方は、ぜひ足をお運びください。
・住所:東京都千代田区神田神保町2-38-10多幸ビル4階
・最寄り駅:神保町駅、九段下駅
・オープン日時:SNSをご確認ください。
・HP:https://www.chiyoda-hogonekocafe.com/
不定期ですがオープンデーを設けていますので、ぜひ保護猫たちに会いに来てください。猫たちが部屋の中でのんびり過ごす姿を眺めて、命の尊さを感じていただければと思います。なお、ホームの維持はみなさまのご支援が頼りです。募金箱を置いてありますので、どうぞよろしくお願いします。